転職のノウハウ本ではなく、転職の心構えについて、教えてもらえる本になります。
今の時代、年功序列終身雇用のシステムは成り立たず、実力主義の年俸制に変わりつつあると思っています。
こんな時代に生き残って行くためには、
自分の市場での価値(会社の中ではない)を把握すること。
自分の得意とすることをしっかり分かること。(客観的に見ても)
転職の目的。なぜ転職するのか。などなど
転職するときにブレてはいけない「判断の軸」というものをしっかり持っていないと、ダメですよというお話になっています。
私は、日本での製造業はもたないと考えています。かつて世界のトップを走っていた日本の技術力は、今はあまり残っていないでしょう。造船も海外からの実習生無しでは存続できません。そもそも業界に魅力が無いのです。
本の中の表現では、「下りのエスカレーターを、一生懸命登っている感じ」です。下りの業界で存続していくために、体力(財力)勝負でしのいでいます。ダメな状態です。
目指すところは、「登りのエスカレーターで、会社や業界が成長している所です。」「上手く登りのエスカレーターだけを乗り移ることが出来れば、そんなに苦労もせず自身も成長できます。」
って言う話ですが、難しいですよね。40過ぎのおっさんを、そんなに雇いたいと思わんし、もし右肩上がりの会社に入れたとしても、お荷物邪魔物でエスカレーターから蹴り落とされそうです。
市場での価値を上げるように、がんばりましょう 。
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