2017年10月12日の早朝5時前ですが,自宅の真ん前で交通事故が起きました。
「ドガーーン」
という音と共に飛び起きて,何事か良く分からなかったとき,嫁が「父さん,オカマや」と言われて,交通事故と認識しました。実は一瞬,ミサイルでも落ちたかなと思っていました。
※最後に事故車の写真を載せます。見たくない人は見ないでください。
ちなみに自宅前の道路は,交通量も多く,大きな交差点の手前なので,追突事故は結構発生しています。珍しい事ではありません。
寝室が2階なので,窓から覗いて見ると,そこには見たことも無い様な状態の車が居りました。「こりゃいかん,助けにいかにゃー」と嫁に言って,すぐに現場へ行きました。
車の周りに二人居たので,「大丈夫ですか,運転手はどちらですか?」と尋ねたところ「運転手は中に居る。手が窓から出とる」と恐ろしい回答が来たので,車の運転席に近づいてみると,窓から右手首をダラリと出し,グッタリしている30歳前後の男性が居りました。
「大丈夫か,大丈夫か」と大きい声で問いかけまでは出来ましたが,怖くて体に障ることが出来ませんでした。出血などの外傷は見られないのですが,あまりの車の状態のひどさに,私が恐怖でおののいてしまいました。
「救急車は呼びましたか」と前の二人に尋ねたら,「警察は呼んだけど,救急は呼んでない」と。順番が逆じゃと思いながら,震える両手であずりながら 119番通報しました。
手が震えるというのは,本当によく震えます。びっくりするぐらいです。
お決まりの文句ですが,切羽詰まった状態の通報は初めてでした。
「救急ですか消防ですか」
「救急,救急,救急,救急,救急」
「事故ですか,病気ですか」
「事故,事故,事故,事故,交通事故」
「場所はどこですか」
「長田,長田,長田,長田交差点の東100mぐらい」
「レスキューは,いりますか」
「いる,いる,いる,いる,中に人がおる」
同じ言葉を5回ぐらいは繰り返してたと思います。
その後,「車から煙は出ていませんか」の問いかけに,冷静になり運転席側から前側にまわると,バッテリーからと思われる煙が出ていたので,
「たぶん,バッテリーから煙が出てます」
「車から離れてください。交通整理をお願いします。」
と言われて,救急とレスキューが来るまで,車の誘導をしていました。
今思えばですが,車からオイルやらなんやらいっぱい漏れてて,着火すれば私も危険な状態でした。近づく前に確認しなければいけませんでした。
先に救急が到着しその後消防とレスキュー隊が来ました。
2車線の道路を完全封鎖です。
事故の概要は,東から西に向かっていたトラックに,西から来た軽乗用車が,センターラインをはみ出して正面衝突。弾かれた軽四が,元の車線へ反対向きに止まった様です。
※事故車の写真です。アップの写真はエグイので,引きでしか撮っていません。
火災が発生した時のために,消火用のホースが引っ張られています。
運転手がまともで居るとは思えないのですが,ニュース新聞に記事で出ることが無いので,たいした怪我もなく元気に回復している事だと思いたいです。
当日の消防の速報です。